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Kornbühl

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時系列がもうめちゃくちゃですが、冬のドイツの様子をまた。
Schwäbische Alb シュヴァーベン・アルプの中部地域で人気のお気楽ウォーキングルートです。
800mくらいのところまで車でいってひたすら横に横に歩くのです。高低差60mくらいです。

Wikipediaを読むと、1900年頃、山は放牧のためにほとんど木に覆われていませんでしたと書いてあります。
やはりここにも木がなかったのか…(前のお話は2話前のモノクロの写真の記事へ)
今は自然保護区も作られてよく管理され、植物も虫も戻ってきたとのこと。大きな猛禽類の何かが翼を広げて旋回しているのが見えたり、私が立っている足元はレンガが積まれたような塊状の石灰岩の絶壁の上で、その崖っぷちに立って開放感のある眺望を楽しみます。

肉眼で見るとあの三角山が霧の中にもっと近くに感じられ、山の頂上には古城があるのですが、
「あのお城はドイツ帝国最後の皇帝のウィルヘルムの玄孫が今オーナーでね、かつてのお城での暮らしぶりが見れる博物館があって観光客がかなり来るのだけど、少し前に会合があったので行ったよ。運用に関してすったもんだしていて…。」「自分は煮詰まったときにあそこに行って下界を眺めながらフライドポテト食べた。」という話を聞きながらひたすらゆっくり歩きます。お城はBurg Hohenzollern ホーエンツォレルン城というのですが、この話の後、私にはポメス・シュロス(フライドポテト城)と呼ばれています。


この中部アルプの東の森では魚のようなイルカのような海に住む爬虫類、魚竜(イクチオサウルス)が見つかったところで世界的にも有名です。Bergrutsch am Hirschkopfとgoogle mapsい打ち込むと、石灰岩の崖や木々の中の様子がよくわかりますよ。

話は変わりますが、3月14日から名古屋にマンモスが来るのを楽しみにしています。

by kukku-violinist | 2020-02-20 03:05 | -ドイツ | Trackback | Comments(0)